Team高田眼科 2021スーパー K 耐久 最終戦 備北 レースレポート

さとC

さとC

■2021 スーパー K 耐久 最終戦 備北 5時間耐久 RACE

■DATA
会期:2021年11月21日
場所:備北ハイランドサーキット(岡山県)
予選:2位
決勝:2位
カーナンバー 32

2021年のスーパーK耐久も、ついにシーズンフィナーレを迎える。秋深まった11月21日、シリーズ最終戦が備北ハイランドサーキットで雲ひとつ無い快晴の下、開催されました。

予選

予選アタックは吉田が担当しました。

台数がかなり多く、クリアが取りにくかったことと、ブレーキローターのアタリが出ておらず、あまりブレーキで突っ込めなかった為、ここで無理をしてプッシュするとタイヤを無駄にすると感じ、3ラップで調整してクリア作って2ラップだけアタックして終了しました。

結果は1:25.627でクラス2位。過去ベストの1:26.416を更新するも、トップのSOGO RACINGは1:25.584で0.043秒及ばず。

ですが、アタックラップを短く済ませたことで、タイヤも温存でき、アタック終盤にはブレーキのタッチも本来の状態となっていました。

決勝 5時間耐久

総合トップのTD(ターボチューンド)クラスのマシンが猛烈な勢いでスタートしていき、その後ろND(NAチューンド)クラスのトップ集団が追っかけていくといった定番の構図。

単純なスプリントの勝負だとターボ勢には歯が立たないので、長期戦で勝ちに行く耐久走りで勝負します。

性能面でNAでターボ車より速く走ろうと思うと、燃費の良さ、タイヤのライフを武器にするのがベストと思います。

特にこのトゥデイは軽量でコーナーが速く、インフィールドで速いマシンなので、そこで差を詰めます。

それと、このレースの最大の特徴であり、最大の見所の1つに、5クラス混走のレースであることが挙げられます。

  1. TDクラス(ターボチューンド)
  2. NDクラス(NAチューンド)
  3. TFクラス(ターボノーマル)
  4. TFクラス(NAノーマル)
  5. NA660(新規格車両)

最終戦は全クラス総勢50台の参加となり、決勝はかなりの混戦となりました。

耐久レースの面白い所はスプリントレースでは見られない下克上バトルが見られるところです。

このクラス違いの車両を抜いたり抜かさせたり上手く立ち回ることで、自分より速いマシンに追い付いたり、オーバーテイクすることが可能になります。

刻一刻と変わるコースの状況の中、多くのマシンが走るコースの中をどう走って攻略しているのか、といった視点で観戦してみると、また違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。

Team高田眼科 トゥデイ(ND)

スタートドライバーは吉田が担当しました。

スタートの混雑の中、トップのSOGO RACING 9号車を1周目にオーバーテイク。クラストップに躍り出ます。

4周目、TDクラスの12号車をオーバーテイクして総合5位に、5周目には15号車のトラブル、6周目にはTDクラスの14号車もオーバーテイクして総合3位、クラス1位に。

その後、17周目までポジションキープし、18周目にピットイン、ドライバー交代

ピットインにより、一時ポジションを8位にまで落とすも、37周目に7位、42周目に6位、46周目に5位、48周目に4位と着実に巻き返し、62周目には総合2位のポジションに復帰しました。

その後、ピットインのタイミングで一時的にポジションを落とすも、135周目には総合4位、クラス2位のポジションを安定したラップを重ねながら走行。

その後、144周目にタイヤ交換の為ピットイン。

ポジションを総合6位まで落としましたが、151周目に総合5位、クラス2位に復帰。そのままトータル176周でチェッカーを受けました。

結果はクラス2位と惜しくも優勝は逃しましたが、決勝のファステストラップはゲットできたので、しっかりと速さをアピールできたレースになったと思います。

予選より決勝ファステストの方が速かったりします(笑)

この11月の最終戦をもちまして、2021年シーズンは終了です。

今シーズンからTeam高田眼科様にお誘いいただいてドライバーとして走らせていただきました。

このような素敵な環境で走らせていただけることに感謝しながら、微力ながら貢献できるよう毎戦ベストを尽くして走らせていただきました。本当にありがとうございました。

来シーズンからはポイント制も始まり、シリーズ表彰もあるということなので、もちろんシリーズ優勝目指して頑張っていきたいと思います。

2022シーズンポスター

2021シーズン活躍できたからか、ポスターに載せていただけました!

少しプレッシャーも感じますが(笑)

来シーズンは去年以上の活躍をお見せできるよう、ベスト尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。