ロードスター・パーティレースⅢ 西日本シリーズ第3戦

さとC

さとC

6月の第2戦から気づけば約3ヶ月

あっという間にこの日がやってきました。

パーティレース第3戦

練習行かないとなぁ

と思いつつこの3ヶ月で乗ったのは備北1回だけ

シミュレーターでの練習も全くしておらず、iRacingのアカウントも全くログインしてない状況が2年程続いております(笑)

ホントは毎日練習したいけど大型の長距離という仕事柄なかなか時間も取れず…(T_T)

実は今回、前回の反省を踏まえて24年新品タイヤを8本購入(大奮発)したのですが、お財布の方も大爆発しまして、チリ1つ残らない状況になり、うっかり本業を休んで岡国走りに行く余裕などこれっぽっちもありませんでした。

新品より溝が浅い中古の方がグリップするこのタイヤ。

8本中4本はドライ用に浅溝にしたいと思い、備北を1日だけ走り込んだのですが、減ってくれたのは1mmだけ

マジでこのタイヤ減らねぇ〜!!

ロングライフで素晴らしいタイヤを世に送り出してくれたBRIDGESTONE様に感謝しつつ前日の土曜日を迎えるのでした。

前日練習

9月14日は晴れ

この時点で翌15日は雨予報、天気予報によっては雷雨を伴うハゲしい雨との予報

日曜雨ならせめて土曜も雨練習させてくれ〜と願うワタシを尻目に

開幕戦、第2戦と雨が続いたので第3戦も雨予報となると戦犯はさとCしか居ないとなり雨男弄りで盛り上がるTwitterのタイムライン…

そんな前日練習、30分×3枠走りましてタイムはこんな感じ

ベストは2:00.75

正直、2分切りたかったですがクソ度胸だけではどうにもなりませんでした♨

こんな暑い時期に走ったことなかったのでこれがいいのか悪いのかよく分からず、データ取りだけしてフワっとした感じで終わりました。

新品から備北走って1mmだけ減ったタイヤをもっと減らしとこうと思って3枠走りましたが、特に変化なく。

ロングライフで素晴らしいタイヤを世に送り出してくれたBRIDGESTONE様に感謝しつつ本番の日曜日を迎えるのでした。


レース当日

朝からまあまあな雨

予報通りかなと思わせる天気

タイヤ選択悩むなぁと他の皆さんと話合わせてましたが、浅溝、深溝で悩んでおられる皆さんを横目に

まあ昨日大して減らんかったから中溝と深溝(新品)の二択しか無いねんけどなぁ

と思ったりしておりました♨

僕も人並みに悩んだ結果、天気どっちになってもいけるように中溝をチョイス

前回みたいなちょい濡れウエットになると予想し、タイヤを決めました。

なんやかんやヘビーウエットは無いやろうということで新品4本は封印しました。

予選

予選は曇り路面はドライ

スリップ使いたくて団子で走ったりする派の人とちょっとズラしてクリア取りたい派の人がいらっしゃいました。

僕は今回は後者で、ちょっと遅らせてピットアウト

誰も居ないとこを狙ってアタックしてみました。

ポツン

ずっと走ってるとパワー落ちたり、タイヤがタレてくるので前半に勝負を決めないといけないのですが、ちょうどピットアウトした車両に引っかかったりして綺麗にクリア取れなかったので、

どうしようかな〜と思ったりしてたところに

デジスパ用に使ってたスマホがボロ過ぎてフリーズしてシャットダウン

今何秒くらいで走ってるか全く分からなくなりました(汗)

時間も残り僅かで割と詰みかけてましたが、

まず今できるベストを尽くそうということでラストアタックを開始

これが上手くハマり、自身の過去ベストも更新して予選2位ゲット

途中で諦めなくて良かったです。

決勝

スタート前は雲多めで曇り

エアは直前まで迷いましたが、15:00スタートで16:00には雨予報だったので、徐々に下り坂になると予想。

そこまで路温も上がらないと予想し、気持ち高めでスタートしました。

スタート

自分的には可もなく不可もなく無難なスタートだったかなと思ったけど本多選手スタート速すぎた。

このスタートだけはこのシチュエーションを何回経験してるかがめちゃめちゃ重要な気がします。

前を走るのはパーティレース最多優勝記録を持つ本多選手、後ろには前戦、第2戦の優勝者小林選手

エグいメンツに食われそうになりつつポジションキープのまま1コーナー進入

最初の1、2周はアトウッド、バックストレート辺りはパラパラと雨が降っており、これから下り坂予想的中か?

と思ったりしてました。

ただ、最初の1、2周で前を走る本多選手のクルマの動きをみてると

「これは後半こっちがクルマタレてくるだろうな…」

というのは薄々気付いていました。


©️講談社 頭文字D しげの秀一著

こっちは全力で走ってるのに前を走る88号車はまるで散歩でもしてるかのように流して走ってるように見えました。でもそれでいて恐ろしく速い。

前半、確かについてはいけてましたが、そこの違いは明確に感じ取れました。

初めて体験する上位グループの走り方に圧倒されつつも、ここで諦めるわけにはいきません。

とにかく今できるベストを尽くそうと全力で走りました。

5周目までは3位と1.122秒差があったのですが、思いの外後半晴れてきてタイヤもキツくなりアンダーもオーバーも両方酷くなってました。

ちなみに、アンダーステア・オーバーステアとは


©️BBC TOPGEAR

かなりキツい状況でしたが、こんだけ後ろに張り付かれてて1個でもミスったら即ブチ抜かれてあっという間に転落です。

決勝のラップタイム

5週目くらいから晴れてきたのもあってガクッとペースが落ちましたが、貧乏神・秋山渉様に脳内で鼓舞してもらいながら、ペースダウンは最小限に抑えたつもりです。


©️講談社 頭文字D しげの秀一著

必死に耐えましたが、ファイナルラップ、Wヘアピン1個目で後ろの小林選手にパスされ3位に後退、そのままゴールとなりました。

レースを終えて

第1戦、第2戦と雨に泣かされ、全く岡山の雨練習してない弱点が露呈し思うような結果が出ていませんでしたが、今季から参戦して3戦目で3位表彰台をゲットすることができました。

このような素晴らしい結果を残せたのもチームVERSUSのサポートがあってこそだと感じました。

チームとしては今季から初参戦でノウハウやデータ等もまだ探り探りでの参加ですが、かなり自由というか、ドライバーが思う存分全力を出せるようにサポートしてくれるチームだなと思っています。

本番前の練習はもちろん当日のメンタルコントロール等、この辺りは特にe-Motorsportでも同じ場面があるのでそこで培ったチーム力が発揮されてると思います。

最終戦、ジャパンツアーと併催になり、かなりの激戦が予想されます。今までで一番難しいレースになると思いますが、優勝目指して頑張りたいと思います。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です