UD クオン オーバーヘッドコンソール DIY

さとC

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地球の皆様こんにちは。

世のクオン乗りの皆様のお悩みに一石を投じる本日の記事。

本日の議題はスバリ「収納の少なさ」です。

UDクオンは日野の17プロフィアとかと比べると圧倒的に収納の量が少ないです。

プロフィア
クオン(真ん中のちっこいボックス一個だけ…)

その問題を解消するために、オーバーヘッドコンソールなるアフターパーツが販売されており、クオン乗りにはほぼ必須と言っていいパーツになっています。

見た目もかっちょいいこちらのパーツ、即購入したいところですが、絶妙に高い…

送料込みで2万円超えます。

しかもコレをつけるとセンターカーテンが使えなくなるということもあり、(あんま使わないけど)自作してみることにしました。

設計

メジャー片手にそこら辺に落ちてた紙に設計図を書きました。古代ギリシャのパルテノン神殿を思わせる素晴らしい設計ですね。

図面から溢れる高度で緻密な設計から完成品への期待が高まります(棒読み)

材料調達

今回は走り屋御用達のチューニングショップ、僕の推しホームセンターでもあります、ロイヤルホームセンター様にて材料を調達いたしました。

最近、木材も高い高いなので材料費一万円ちょいでした。

加工

内張りのカタチに合わせて曲面カットします。(コレがムズい)
1本モノからノコギリでカットします。(これも真っ直ぐ切るのが意外とムズい)
ボルトがM6しか使えないので、受け座のワッシャーはなるべくデカいやつを使用します。
仮合わせして微調整します。(一人でやるのはムズいので、友達がいる人は二人でやりましょう。僕は一人でやりました。)

壁への固定は既存の穴を使用してナッターを取り付けます。(M6全6箇所)

先ほど作成したパーフェクトでエレガントな設計図に沿って穴を開けていきます。(1個でもズレると悲惨な仕上がりになるのが予見できたので、とても珍しくちゃんと測って開けました)

設置(パルテノン建設)

いよいよ神殿が建立しました。

どのくらい強度が出るのかと不安でしたが、神殿を揺らすとキャビンが揺れるくらいガッチリ固定することができました。

使用感

ご覧ください、一週間分の着替え、枕、厳寒期用の寝袋を入れてもこの余裕!

素晴らしくないですか?まさに神殿の名にふさわしい仕上がり。神様もニッコリです。

しかもセンターカーテンも問題なく使えます。

カーテンを閉めれば、この神殿の存在に気付かれることはありません。

ステルス性能も非常に高いです。

オプション

せっかくなので、前から持ってたマキタの扇風機を取り付けてみました。

運転席も寝台もカバーできる位置に取り付けしました。

エンジンがかけれない真夏の待機時間ではコレが無いと生き残る事はできません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

既製品を買うよりは安いですが、手間と労力を考えれば買った方がいいと個人的には思います。

人とは違う優越感に浸りたい方、パルテノン神殿がお好きな方以外は、既製品をポチることをオススメします。

とはいえ、使い勝手は非常に良く、助手席からのアクセスも抜群なので、この神殿は純正採用されてもいいと思っている今日この頃です。

UDトラックス開発部の皆様、ご覧いただいておりますでしょうか?

アイデア料は勉強させていただきますので、いつでもご連絡をお待ちしております。