高校時代の相棒RG250Γ
ガンマは、外装デザインはもとより、のち自主規制値となったエンジンの動力性能上限を実現していたことや、レプリカの要件であるフルカウリング(アンダーはオプションだったが)、アルミフレームや軽量合金製ステップ、セパハン、タコメーターを中央に配したレーシーな3連メーターといった、後世のレプリカが備えるべき「定義」をも確立した、歴史的マシンなのである。
https://car.motor-fan.jp/article/10011431
当時は革新的なバイクだったと言われるRG250Γ
1983年のデビューから足掛け30年。ツーリングに行った記憶より修理した記憶の方が多いので、今回はそんなガンマの修理記録を30年の歴史に思いを馳せながらブログに残したいと思います。
ヘッドライト、レギュレーター、バッテリー交換
レギュレーター死亡により、電圧が安定せず、バッテリー死亡、ヘッドライト死亡等合併症を併発していたので、交換。
レギュレーターが純正部品で出るのは驚いた。さすがスズキ。
バッテリー交換とヘッドライトは省電力なLEDに交換。
タンク錆取り&コーティング、キャブOH
タンクの猛烈な錆により、キャブが詰まりオーバーフロー。
タンクを外してクリーニングの後、コーティングをかけました。
キャブもオーバーホールしました。
エアクリーナーボックスがフレームから出ないという謎設計の為、キャブを外すのに尋常ではない手間がかかる為、パワーフィルターに交換。それに伴いキャブセッティングも変更。
フロントフォークOH
フロントフォークオーバーホール。アンチノーズダイブは前オーナーの手によってメクラにしてありました。
キルスイッチ交換
エンジン掛けて200m程走ると失火して停まって再始動困難。で、時間をおくと再始動できると言った謎症状に悩まされていましたが、原因究明。
キルスイッチの接触不良でした。交換して寛解。
チャンバー交換
ある日、2号線を気持ち良くかっ飛ばしてたら急に爆音になって慌てて停めたらサイレンサーが劣化でぶっ飛んでました。
サイレンサーは後続のトラックに轢かれてペチャンコになってしまったので、チャンバーごと交換しました。
新品のゼスチャンバー。乾いた音が最高でした。
クラッチ貼り付き
今度はクラッチが切れなくなったので開封。
前オーナーの凄まじいオイル管理のせいでコンクリート色のオイルが出てきました。マジで。
クラッチ板清掃&フラッシングオイルで何度も洗浄。
リアホイールノーマル戻し
前オーナーがバンディットのホイールを流用して17インチ化してたのですが、やり方が不味かったようで、クラッチの貼り付きを直した後、テスト走行してたらクラッチが滑るような感覚。
なんかミスったかな~と思ってよく見てみると、スプロケとホイールの回転が合ってないではありませんか。
軽くパニックになりながらも緊急ピットイン。
ハブダンパーが砕けて中の爪がボロボロになってました。
純正18インチを手配して交換。
ツーリング
一度だけ遠出したこともありました。
四国へフェリーでツーリングです。
イカれた先輩方とキャノンボールしてきました。
後ろに乗ってるバックに入ってるのは、ありとあらゆる事態を想定した工具達です。
その後
一通り直して、壊れなくなった辺りで、レース資金の為、売却。謎です。
合言葉『レストアはSDGs』