皆様、こんにちは。
お笑い芸人のゆってぃさんの持ちネタ、ワカチコってあるじゃないですか?
あれってラピュタのバルス的な呪文か何かだと思ってたんですけど、こんな意味が込められていると最近知って驚愕したさとCです。
OKAYAMA チャレンジカップレース 2023 第3戦
さて、なんと今回、急遽4年ぶりにチャレンジカップに出ることが決まり、いつもの如くぶっつけ本番になりましたが、無事完走できたので、ここに書き記したいと思いますm(_ _)m
↓前回のレポート
4年ぶり2回目のJAF戦
4年に1回と言えば、一番にこち亀の日暮さんが思い浮かびますが、僕は日暮さんほどの特殊能力があるワケでもなく、4年ぶりだからといって特に能力が覚醒したりもないワケです。
その上、その日暮らし草レーサーのひぐらC君は物覚えが悪く、3日経つと走り方も忘れてしまうので、いきなりレースとなるとちゃんと走れるか不安でいっぱいでした、、、
出てみないか?とお話は1ヶ月前くらいから頂いてはいたのですが、資金と練習に行く時間的余裕も無く、二の足を踏んでいましたが、2週間前にやっと決心しレースに出場することにしました。
出ると決めたはいいものの、またぶっつけ本番になりそうだったので、レースまでの期間、Youtubeで車載を見つつ、てるてる坊主を作るなどして本番までの期間を過ごしました♨
前日練習
土曜は練習Dayでした。
今回乗る16号車は10月に初めて乗せていただいた車両で乗るのは2回目です。
が、記憶能力が3日分のひぐらC君にはあまり関係ありません。
ていうか、僕いっつも間が空きすぎて毎回タイヤ違うんスよね(笑)
4年前と、去年の10月と、今回。
なんか前のタイヤよりグリップするようになってるらしく、楽しみです。おぴょぴょ
練習 1枠目 11:20〜11:50
前回乗った10月は15分くらいしか乗れなかったので、割と安全マージン削ってタイム狙いにいきましたが、今回は3枠もあるので、100%安全に確実にタイムを上げていくことにしました。
1枠目は流してベストは1’48.54と前回とほぼ同じくらいでしたが、タイヤのグリップが上がっててまだまだ余力を感じたので、2枠目から本アタックすることにしました。
練習 2枠目 15:50〜16:20
練習 3枠目 17:10〜17:40
2枠目、3枠目共に4周目くらいのタイヤと人間が温まってきた頃合でアタックかけてベスト(1’46.80)出た後は決勝に備えて色んなライン走りながらレコードライン以外でもなるべくタイムを落とさないように走る練習をしてました。
ひぐらCが前回出た2019年ならこのタイムもレコードだったのに…(笑)
練習と言っても僕みたいに前日にいきなりほぼ初めてです☆
みたいな感じだと、マジで練習してるとあっという間に時間過ぎちゃうので、予めやることは決めた上でかなり綿密にイメトレやって、最後答え合わせに走行する感じでやってます。
久しぶりだったので感覚を思い出すまで時間かかっちゃいましたが、普段大型トラックでやってる荷物を崩さない走り方の延長で走ると上手く走れました☆ラッキー
予選 11:50〜12:05
前日夜と午前中に微妙に降った雨で朝イチはウエット、昼にかけて徐々に乾いて、僕が走る頃にはレコードラインだけ乾いてて他はちょい濡れみたいな感じになってました。
走っててサインボード見たらトップは45秒出てたので、完全ドライの感じで走っても大丈夫そうだな…ってのは分かってたんですが、
ラインちょっとでも外すとめちゃくちゃ滑る路面で、100%大丈夫な範囲で全力アタックができずにひよってしまってタイム落としてしまいました。
ブレーキもコーナーも甘々で、体感的には0.5秒以上ロスしてる感じありましたけど、僕の場合ぶつけたら全てが終了するので、予選15分この路面で100%安全な範囲で出せるタイムはここが限界でした。
そういう事情も含めてそいつの実力とか才能だと思ってるので、改善点の収穫がたくさんあった反面、納得もしています。
決勝 16:00〜
VITAのスタートマジ人生初で
「まぁなんとかなるっしょ!」
って思ってたら普通に失敗しました(泣)
練習します(泣)
個人的にとにかくぶつけないのが最優先だったので、スタート直後は前後左右、特に後ろからのクルマを見てました。
スタート失敗して後ろからきた70号車に抜かれちゃって、レース前半は70号車をずっと追いかける展開でした。
70号車と僕では速いとこと遅いところが違い過ぎて抜くのがなかなか難しかったです。
70号車は新型エンジン車両で僕のは旧型エンジンだったので、ストレートはスリップ使ってやっとついていけるくらいだったのでストレートで抜くのは諦めて、コーナーで抜こうと思ってました。
リボルバー→パイパー→ダブルヘアピン1個目にかけてはかなり追いつけてたので、ダブルヘアピン1個目で並んで抜けば安全に抜けるな!って思ってたのですが、
なんとダブルヘアピン1個目の内側にスピン車両がありずっとそこに止まったままになっていたので、その区間レース終了までずっと黄旗で抜けず……
諦めて1、2コーナー頑張ってアトウッドの進入で並んで抜きました。
結局抜けずに手間取っている間に先頭集団は逃げちゃって、ようやくオーバーテイクできた頃には前には誰もいないって感じになってました。
レースを終えて
トロフィークラスはずっと旧型エンジン車両だけかと思ってたら、最近は50歳以上の方なら新型エンジン車両で出れるらしく、旧型エンジンの車両は僕の16号車と219号車だけだったそうです(^_^;)
4年ぶりのレースでしたが、個人的にはまず、
32台と参加台数も多い中、マシンをどこもぶつけずに返せたこと、レースをノーペナルティで終えれたことに満足しています。
それに加えてレース中に新しい発見がいくつもできたことが大収穫だと思っています。
ただのフリー走行ではできない経験、
自分も本気、相手も本気、追い詰められて追い詰められて必死の駆け引きの中でどうすれば前に出れるかを考えることで得られる物もありました。
レース中のタイムは速くはなかったですが、タイムには現れない貴重な経験ができたと思います。
具体的にはブレーキの残し方とアクセルの入れ方でもっと短い時間で曲げれそうなイメージができました。まだまだ掴みかけですが。
この走り方がいつもできるようになれば、さらに0.2〜0.3はタイム短縮できそうな気がしています。
次回までの課題としてシムで反復練習しておきます。
シムとリアル交互にやることのメリットはこういうところにあると思っています。
ただ、本業も1週間家に帰れなかったりする仕事だったりするし、そもそも家にシム無いしちゃんと練習できるのって半年に1回くらいだったりするのですが、
いつも素晴らしい筐体を貸してくれるVERSUSさん
もはや実車と遜色ないハイレベルなVITA MODを世に送り出してくれたZENKAI RACINGさん
そして今回僕を誘ってくれたRacing TEAM HERO’S の青合社長
いつも僕のインスタのストーリーズの閲覧履歴の順位一番上に表示されるくらいいつも気にかけていただいてます♡
レース当日もスケジュールが重なって来られませんでしたが、オンラインでロガーや車載を見ていただいて細かくアドバイスをしていただけましたm(_ _)m
本当にアドバイスも的確で、右も左も分からない僕をゴールまで導いてくださいました。
そして当日、現場でフルサポートしてくれた奥本選手!
ホント、当日まで僕ちゃんと走れるか不安で不安で…
だったのですが、彼の手厚いサポートのお陰で当日の僕の顔は1ミリの不安も無く緩みに緩みきっていました。
なんか彼、元々ラジコンですごい人らしいのですが、知らん間に僕にまでコントローラー接続されて操縦されてるんじゃないかと思うくらい完璧な監督っぷりでした。お世辞抜きで。
Racing TEAM HERO’Sは奥本選手をはじめ、今回同日にオートポリスでGR86/BRZレースを戦っていた有岡選手などなど、個人的にめちゃくちゃ応援してる選手が在席しているチームで僕もいつかそこで走ってみたいなという思いがあり、今回出させていただくことにしました。
両選手とも本当に素晴らしい選手で、僕もリスペクトしていますし、誰もが応援したくなる魅力を持っている選手だと思います。
そのような素晴らしいチームで今回走れたことを光栄に思います。
皆様のサポートがあってこそ、この結果が達成できました。本当にありがとうございました。
さとCのCはCenterのC
てか終わってから気付いたんですけど、
今回クラス5位、総合16位だったんすけど、コレって両方真ん中じゃね???
トロフィークラス10台中5位、総合32台中16位
ダブルで真ん中って結構すごくないですか??
今後二度と無い経験ができたかもしれません(プラス思考)
次レース出れるのはいつになるか分からないけど、今できることを精一杯やっていきます!
ワカチコ!